性質と効能
1.浄化作用
畳表は二酸化窒素ガスを吸収する作用があり、知らず知らずのうちに室内の空気をキレイにし、健康な環境づくりに役立っています。
2.保湿・断熱効果
畳表に使われているイ草は中がスポンジのようになっている植物で、空気をたくさん含んでいます。たくさんの空気を含む畳は夏は暑さを遮断してひんやり。冬には冷たい空気を遮り暖かくする高い断熱性をもっています。また、畳は夏にはひんやりとした空気を冬には暖かい空気を保つ保温性も兼ね備えています。
3.吸湿・放湿作用
梅雨時などの湿気の多い季節は空気中の水分を吸収し、逆に室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出し、湿度の調整をしてくれます。
4.防音効果
隣の部屋・真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。また、テレビ・ステレオ等の音響製品の音も和らげてくれます。
5.弾力性
畳には他の床材と比べて、弾力性があります。例えば、お年寄りや小さいお子さんが万が一転んでも、適度の弾力性のため衝撃が小さいので安全面にも優れています。また、発育中の子供が寝る場合には、畳のかたさが背骨に良いとされています。
6.鎮静効果
畳の部屋はイ草が醸し出す香りで、疲れた身体を癒し、心も静めてくれます。まるで森林浴をしている様な効果を与えてくれます。
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